トピックス 薬王寺参拝のブログUPしました~
みちガエルの旅
~瓦屋目線の薬王寺~
徳島県・日和佐にある、厄除けで有名な『薬王寺』に厄払いのお参り兼、見学に行ってきたケロ♡
■薬王寺とは…
四国八十八箇所霊場第23番札所の「薬王寺」は、厄除けの寺として全国的に有名です。
年間100万人もの人が参拝に訪れるそうです!
■「薬王寺」厄参り開始!
【仁王門】
正面に立派な門。
仁王門横に納経所があるケロ♬
(入母屋造り 本瓦葺、三間一戸8脚)
棟の飾りのしは、棟込輪違い5段。この積み方は珍しい!!豪華ケロ♡
棟込家紋はのれんと同じ家紋入で、弊社が納めた家紋だケロ(゜▽゜)b
【参道】
仁王門から階段へと続く参道。
灯篭が立ち並ぶ塀は雰囲気があるケロ~
瓦の陰影と黄色い土壁は鉄板の組み合わせ♬
*卍家紋
【階段】
薬王寺境内には三つの厄坂があります。
一段づつ一円玉を置きながら登って、厄を落としていきます。
▼仁王門を入り、一番最初にある階段が女厄坂33段です。
塀瓦も階段式になっているケロ!
珍しい施工方法ケロ(゜o゜)♪
▼女厄坂を登りきったら、次に現れる2つ目の階段…
絵馬堂から本堂へ続く男厄坂42段です。
淀屋万十の形状に近い軒瓦を使用しているケロ(゜U゜)
のれんの様な家紋は入っておらず、蛇の目模様になってるケロ~
のし瓦は、瓦と瓦の間を透かした施工方法をしているケロ(゜U゜)
のし瓦も淀屋万十も通常のものより薄いので、よりスマートですっきり見えるケロ(^_-)
↑巴には細川桜に近い家紋が!
☆現在、女厄坂と男厄坂に使用する瓦を当社で作成中だケロ(゜ω゜)
【本堂】
文治4年(1188)火災に見舞われ、諸堂が焼失します。
現在の本堂は、明治41年に建立されたそうです。
御本尊は厄除薬師如来(弘法大師作)。
本堂の屋根…
まさかの銅板!他は瓦なのになぜ~www
本堂の裏に、裏堂というのがあるみたいケロ♬次回は是非参拝したいケロ(゜∇゜)
【太師堂】
文政3年(1820年)に建立されたもの。
(宝形造り本瓦葺、4間半四方)
路盤と、隅に宝珠が乗ってて珍しいケロ~ 路盤の宝珠と合わせているのかな?
【地蔵堂】
地蔵菩薩、聖観音菩薩、弥勒菩薩、不動明王二体が祀られています。
(入母屋造り 本瓦葺、正面2間・奥行き3間)
鬼面が睨みをきかせてるケロ!怖い…ケロ(゚Д゚;)汗
【十王堂】
冥土で亡者の罪を判断する司法官の十王をお祀りしています。
やっぱり「灯篭×瓦」は相性抜群ケロ!!(^o^)
灯篭に「王」の紋。とにかく家紋には敏感(*ノωノ)笑
【鐘撞堂と塀瓦と埋め込み瓦】本坊~方丈
毎日、朝6:00と 夕5:00に12回撞かれます。
町内の時報となっているそうです。
地面に瓦が埋め込まれてるケロ(゜ⅴ゜)不揃いな感じが良い雰囲気を出してるケロ♡
(鐘撞堂の雨水を受ける場所として作られている)
塀瓦は「王」と「卍」が交互に施工されているケロ~
基本的には1つの紋で葺くものだから、とても珍しいケロ(゜o゜)!
【方丈】
本葺瓦(※現在、地伏と呼ばれる部分を施工中)
本葺なので慣れた職人さんでないと施工出来ないんだって(゜o゜)
それに加えてこの急勾配!優秀な職人さん達だからこそ出来る匠の技だケロ♪
☆全部ではないですが、棟部に当社の瓦を施工しているケロ(゜∇゜)!
【本坊】
▲奥に見えるのが、瑜祇(ゆぎ)塔。
四国八十八か所霊場開創1150年を記念して昭和39年に建立されたそうです。
高さは29mあり、遠くからでも見えるので日和佐のシンボルとなっています☆
☆当社の瓦で施工だケロ~!!(゚∀゚)
残念ながらシートで見えず(/_;)近距離からは撮影できず、遠距離からパシャリ!
本坊の入り口付近に、余った瓦が予備瓦として置いてあったケロ♪
【帰り参道】
帰りにも階段式の塀瓦。裏側のためか、家紋なしの軒瓦を使用していたケロ(゜u゜)
まだ新しいから、別時期に改修工事を行ったのだろう…と思うケロ。
この階段を下ったら、厄参り&見学はおしまいケロ~♬
■薬王寺、参拝終了!の後は…
薬王寺の麓にある「やすらぎ」さんで、名物の厄除けうどんを頂きました♪
厄払いの〆はやっぱり厄除けうどんだケロ♡
わかめ、焼き餅、海老天入りで力がでるケロ~v(゚∀゚)v
■感想 byみちガエル