トピックス お客さまからお問い合わせがありました。
お客様から”瓦座”と”登り淀”の寸法についてお問い合わせがありました。
■ 53A型 軒瓦座寸法
品板とは、化粧(見栄え)、野地板がズレ落ちないように固定する等の役割があり、
軒先で雨水が当たりやすい場所にあるため、雨水に強い木材を使用する。
野地板よりも通常厚く、寸法に関しては細かい寸法は特に決まっていないため、
品板の高さを調整して、野地板から瓦座までの寸法が33㎜(1.1寸)となるように、
高さを調整します。
■ 53A型 登り淀寸法
軒の瓦座と同様に、品板の高さと登り淀の高さを調整して、野地板から登り淀までの寸法を、
高さを調整します。目安は 24㎜(8分)~ 30㎜(1寸)です。
上図では、野地板 15㎜、品板 20㎜ 、野地板から登り淀までの高さが 30㎜(1寸)と仮定した
場合の寸法で、計算すると登り淀の高さが 25㎜となります。